20039

夏とワイン

今年のドイツの夏は暑かったですね、暑くて寝られない夜がずっと続きました、こんなことはこれまでになかったことです。なんのためにドイツにいるのか、と損したように思うのですが、考えてみれば、避暑にドイツに来ているのではないわけでして。

ドイツの夏の暑さのこれまでのレコードは、バイエルン州のちょうど真中あたりで1985年に40.2度。これを今年の暑さが越すかどうか、暑さで睡眠不測、頭がボーッとしているうちにも興味しんしん、期待している時に発表されたのが、ザーランド地方の私立観測所からの40.8度。ついに気温最高、といわれたのもつかの間。ここの温度計を取り外して精密調査、はなはだドイツ的なやり方です、その結果この数字はあてにならない、とのこと。そして89日に中央フランケン地方のロートでは40.4度が記録された、とのことでした。 

このロートも以前の最高気温が記録された場所、バイエルン州のちょうど真中あたりで、ニュールンベルクとレーゲンスブルクの中間あたりがドイツで夏、最も暑いところ、といえそうです。 

し かしドイツの夏がいかに暑いといっても日本の暑さの比ではない、いってみれば南洋と軽井沢の違いぐらい。それではいったい我が国の夏の最高気温はどのくら いでしょう。いや日本では、夏の暑さは温度ではなく不快指数が使われるといわれそうですが、なんと、これまでの最高気温が(わずか)40.8度、1933725日山形観測所のものです。

これなら夏の暑さはドイツと日本とほとんど違わないではないですか。

しかし違います、確かに違います。あの猛暑が過ぎて3週間たった今日この頃、ぐっと涼しくなり、ツークシュピッツの山頂ではもう雪が降ったということです。 

今年のドイツの記録的な夏の暑さでうれしいことは、ワインが楽しみです。暑い夏には良いワインが出来ます。2003年もののワイン、これは是非覚えておきましょう。

 

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